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若い世代に中古住宅が人気

そうなんだ。
私は新しいほうがいいのですが。

 若い世代を中心に、中古住宅への関心が高まっている。新築より価格が安いのが魅力で、探し方次第では質のいいお得な物件に巡り合えることへの期待がある。ただ、劣化状況や修繕費などに不安を抱く人は少なくない。より良い住まいを手に入れるため、建物調査の専門家に中古物件の“健康診断”を依頼するケースも増えている。(安田幸弘)

 ≪客観的立場でチェック≫

 東京都武蔵野市に妻と2人で住む男性会社員(33)は、子供を持つことを考えて間取りの広い中古物件を探している。「中古にそれほど抵抗はない。マンションの場合は管理組合がしっかりしていれば古くても安心して住み続けられると思う」

 昨年11月には、同市内の築34年の中古マンションを見に行った。築年数が古いため、個人向け不動産コンサルティング会社「さくら事務所」(東京都中央区)に住宅診断を依頼。修繕状況や壁の造りなどをチェックしてもらった。「客観的な立場で物件を見てもらえたので助かりました」

 コンサルティング会社に建物調査を依頼すると、料金は内容にもよるが、中古の一戸建てなら約5万~約20万円が目安。中古の調査依頼は増えているといい、さくら事務所では一昨年から昨年にかけ3倍近く増え、逆に新築への依頼は半分以下に減った。長嶋修社長は「新築住宅、中でも都心の新築マンションの価格が上がり過ぎた。一方で質のいい中古住宅が出回るようになり、『新しいものが一番いい』という風潮が薄れてきた」と話す。

 リクルート住宅総研主任研究員の島原万丈さんは「若い世代は古着を着こなすなど、古いものに対する趣向を持つ人が少なくない。『中古を買って自分で好きなように直したほうがお得』と考える堅実さもある」とみている。

 ≪外回りや構造に関心を≫

 実際に中古住宅を選ぶ際、何に気をつければいいのか。さくら事務所の長嶋社長は「部屋だけでなく、外回りも意識して見る」ことを勧める。

 マンションの場合、外観とともに廊下、階段なども見て、ひび割れがないか、整理整頓が行き届いているかなどを確認する。「マンションは共同住宅。みんなで財産を管理しているので、愛着みたいなものが形になって表れる」ためだ。戸建ても同様に、「庭の植栽や玄関が乱雑だったり、深いひび割れがあったりするのは、虫歯を放置しているようなもの」という。

 ただ、見た目が悪いだけで選択肢から外すのは早計だ。木材が腐っていないなど構造上の問題がなければ、「お買い得」の可能性がある。

 業者が改修済みの物件は希望者が多いうえに割高だが、「ノーメークで見た目がぼろぼろだと競争率は高くない。構造がしっかりしている物件を見つけて、内外装を自分できれいにすれば割安。『お宝物件』に生まれ変わる」と長嶋さんはアドバイスしている。

 ■欧米に比べ低い中古の割合

 国内の住宅市場は、昭和41年施行の住宅建設計画法にのっとって、「量の供給に重点を置いてきた」(国土交通省住宅政策課)。そのため、新築が次々に建てられて、世帯数に対して住宅数が過剰気味となり、その揺り戻しから今度は「今ある住まいを大切にしていこう」という流れが出てきている。住宅総取引数に占める中古の割合は欧米に比べ極めて低く、平成15年が約13%。国は、この割合を27年に23%に上げることを目標にしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090320-00000551-san-bus_all

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